初代フェアライトCMIの32kHz,8bitってことは

メガCDと同じか。確かにLUNARは1より2の方がだいぶ音質悪かったしなぁ(LUNAR2は当時珍しい「ストリーミングによるBGM」をやってた。「お願いだから内蔵音源だけは勘弁」という岩垂さんのリクエストで。岩垂さん自身はチップチューンの天才なのに。ちなみに、同時期の「シルフィード」は内蔵音源で音楽を鳴らしながら「ストリーミングによる背景」という世にも珍しいものをやってた)。
しかし、6800で32kHzのPCMを流せるとは思えないので、音周りはDMAとD/A直結で垂れ流してたんだろうな。超豪華な波形メモリって感じ。E-mu(emu10K)やEnsoniqのOTTOやOTISが標準になる20年も前か。
沖電気の「留守番電話用AD-PCM」を流用したSystem16や、力業でPSGを使ってPCMドラムをCPUでならしていた「テーカンワールドカップ」(今聞くと結構衝撃的。PSG+PCMという変則的な構成で、音楽としても良くできてる。増子司凄い!)なんかは、サンプリング周波数気にならなかったんだけどなぁ。


「これから起こる可能性の一つを」と始まるノスタルジアもあんまり音質悪くはなかったな。もっとも、PCMは台詞に取られてて、音楽はFM音源でさらっと流してただけだけど。これはストリーミングじゃなくて一気に読んでたな。


そしてその頃、MZ-2500は「カセットテープから音を鳴らす」という荒技でBGMをつけていた。自動で巻き戻しが始まるのね。いや、PC-8801+SB2みたいなきちんとしたPCMカードもありましたが。