Drag on Dragoon オリジナルサウンドトラック vol.2/相原隆弘,佐野電磁

vol.1はまだ聴ける曲が混ざってますが、vol.2は「まともな曲が1曲もない」というすごい構成。もちろんわざと。
何せ狂気的なゲームだったので、主人公を含めて世界が徐々に狂っていくというのをグラフィックでもストーリーでも音楽でも表現しようとした結果、後半に行くにつれておかしな音楽になっていくのは、ある意味必然(や、私がゲームをやったのは音楽を聴いた後だけど)。
一時期あまりに気に入って聞いていたのでこの狂った構成のほとんどを覚えちゃってます。突然入るBエンディング「尽きる」(超名曲! 聴いたことない人は佐野電磁さんのアルバムで聞こう。Drag on Dragoonのサントラはもう手に入らないから)、それまでの狂気がうそのように雑踏の音になるEエンディングもすごい。


もっと、音楽家方面から評価されていいアルバムだと思うんだけどなー。
ちなみに父親に聞かせたところ、CDが壊れていると思われました。いや、こういう曲なの(^^;)。元ねたはだいぶ判るみたいでしたが。