ローエングリン/ワーグナー

「東方の蛮族との戦い」って、ドイツがハンガリーに攻め込んだときか。そりゃ現代では伏せられるわ。蛮族はないだろ、蛮族は。
作品発表の順序としては

の順なんですね。
パルジファルってホーリーグレイルというか円卓の騎士のパーシヴァル(Persival)のドイツ語読みだよね? ローエングリンのお父さんの。
うーん。とりあえず、歌が邪魔。もうオペラはいいや。管弦楽とか交響曲とか聞きたいな。確かにベートーベン以来のオーケストレーションの天才っぽいんだけど、歌のせいで和音が聞き取れない。一応交響曲を1本、管弦楽を序曲ばっかりいくつか作ってるので探せば出てくるかな。というか、練習用の「カラオケCD」が有るとうれしいんだけど。絶対需要有るって。12時間歌い続けるカラオケ。や、指環なんか今はバイロイトでも4夜連続じゃなくて2夜やって2夜間休むそうだけど。


そうそう、音楽之友社の名作オペラシリーズの巻末ドキュメンテーションは読み切れませんでした。かなり文章読むのはやい自信有ったんだけど、3時間かかっても全然進んだ気がしない(読みづらい)。早川さん、ユンケルのお徳用サイズどこで売ってるか教えてください(;_;)。
とりあえず、盟友リストが奔走して何とか上演にこぎ着け、楽譜の印税を亡命中のワーグナーに渡すべく苦心し、人づてに聞く評価を聞いて身もだえるワーグナー(「そうじゃないの! せめてト書きくらい読んで! お願い!」)、で、世間の評価が固まってきた(演奏もこなれてきた頃)にやっと聞いた実演奏で感極まるワーグナーという流れは判りました。こりゃ、商業主義に走ってでも自作自演したがる訳だ。で、満を持しての「指環」で「こんなんじゃない!」と。
もうあと1世紀遅かったら商業音楽を多作してたんだろうなー。「脚本と音楽やるから誰か映画にお金出して」とDAWで打ち込んだ全曲と脚本を元にハリウッドに売り込みに回るの。「いいじゃん、DAWのあれで」「ダメ、ちゃんとオーケストラで録るの! あと、編集終わってからじゃないと作曲しないからね。タイミングが合わない」と、大変監督にいやがられると。