認知心理学概論(3)

立体物の構成単位「ジオン(Geon)」というのは初耳。なるほど、あるジオンの鏡面体/回転体/各軸に対する拡大/シアーを認識する能力があれば総体としての立体物認識ができる訳だ。逆にジオンに還元できない物体は回転などでの同定がやりづらい、と。人間の顔みたいな直接ジオンに還元できない複雑な形状をしているものであっても回転による同定が割とできるのは、特例として「人間の顔ジオン」みたいなものがあるんだろうな。