FreeMind

以前紹介されたときにはスルーしていたFreeMindが、実はPureJavaだということに気づいて使ってみました。Swingの使いっぷりを知りたくて。不純な動機だ(^^;)。


最近、FreiveEditorを使い込んでいたり、トニー・ブザンの「ザ・マインドマップ」を読んだりしていたので、根幹に存在する発想はだいぶ見えてきてはいたのですが、どうにも「マインドマップ」だけでは要求しているところからちょっとずれてるような気がしてきました。
というのも、私の理解では、マインドマップは連想される事柄を片っ端からストレスなく出すことを発想の中心に置いているように見え、複数のノードの有機的な接続にはあまり重きを置いていないように思われます。
まぁ、有機的な接続なんてのは、俯瞰するのにかなりストレスがかかるので、相互リンクを駆使すると読むのが大変な図ができあがってしまいます。なので、トニー・ブザンの本でも相互リンクはなるべく使わないようにしている傾向は読みとれます。絡まった発想を解きほぐすというコンセプトからは外れちゃいますし。
でも、ここのところFrieve Editorで一番使っているのが、「Label(soft)」で動的ソートをonにしているぐらい(初めて見るとびっくりします。少なくとも私はSqueakを始めてみたときぐらいに驚いた)なので、なんというか、機能が全然足りません。中心が一つなのも、ドメインを固定して解きほぐすというコンセプトからすると当然なのですが、拘束具のように思えます。
うーむ、ますますBTRON+仮身ネットワーク表示が欲しいなぁ。


でも、Swingの使い方はうまいと思います。だてに長くバージョン重ねてません。
適当に作ると緩くなる部分をきちんと締めてます。IMEとテキストコントロールの関係も完全ではないですがいい感じ。Swingでこの辺作るといろいろ大変なんだよねー。特に未確定文字周りの処理がここまで面倒にするんだったらインライン変換いらないんだけどなぁ。
ファイルとファイルシステムの関係も非常に順当です。同じコンセプトなら、たぶん同じ実装になるだろうと予想がつきます。
でも、もう少し踏み込みたいです。