秒速5センチメートル

やっと。実はこれも初見。



あ、チョビがカメオ出演してる。


……それはさておき。
山崎まさよしのあの歌が見事にアニソンになっていました。モノローグ多めな脚本はあいかわらず。
でも、これを好きだという人は凄く限られそうな感じがします。私は好きです。タイトルのメタファと宇宙開発機の話を含めて。もしかしたら深い意味はなくて、雰囲気を作るために秒速5cmという単語をかけているのかもしれませんが。
小田急線は凄くなじみのある(何せ10年以上もずっと使っていた)路線なので、頭部貫通ドアのある車両も懐かしいですが(今は3000型が主流だからあんまり無い)、第一話でさりげなく山崎まさよしの歌が何度も流れていたときから「だったら東横線じゃないの?」と思ってたりして。いや、今東横線桜木町行きませんけどね。
センチメンタリズムで押し通せる芸風は物語作家としてはうらやましい限り。どうしても落としちゃうんですよね、センチメンタリズムで押し通せない。あの落ちで視線の先にいない、という期待を裏切る(ある意味裏切らない)展開は素晴らしいです。