インターネットの原住民の感覚
「生まれたときからネットがあった世代」と、「インターネットの原住民」では「山猫」と「海猫」ぐらい違います。
インターネットの原住民は、
- インターネットを商売に使ってもいいけど、商売のためにインターネットを使う(自分で儲ける)のは抵抗がある
- 見ず知らずの人に粘着されるのは日常茶飯事
- 「リアル知り合いには見られず、でもページビューを稼ぐ方法」はないとすでに10年前にあきらめている
- 炎上は放置。でも、自分が間違っていたときにはさくさく取り下げる(あんまりプライドがない)
- 自分はメールにすぐに返事を返すけど、それがいつ相手に届くかは気にしない(UUCPとかで遅延は慣れっこ)
- メールは信用ならない(不達して当然)
- Webはもっと信用ならない(url先の文章はころころ書き換えられる)
「リアル知り合いだけ見られない秘密日記(でも全世界に公開)って出来ないかなぁ」って、それは私たちが20年前に通った(で、あきらめた)道だ。と、「ブクマ禁止」をうたう人に言っても、理解できないんだろうなぁ。Twitterのフォローブロックも無意味だよなー。フォローしなくても全発言追いかけられるんだもん、匿名で。