コンパイラの基盤技術と実践-コンパイラ・インフラストラクチャCOINSを用いて-(ISBN:9784254121735)

はじめ1章はまるまる概説。「LL法とLR法があって」で、その詳しい説明はなかったり(notavaCCなんて単語が出ると思わなかった)、「SIMDOpenMPに果敢に挑戦した」とは有るけど、具体的に何をしたかは書いてない(あ、これは2部だ)。これ、授業では説明があったんだろうなー。
むしろ第2部以降が本文ですね。6,10,11,12章は実例たくさんでおもしろいです。HIRの時点でも最適化するんね。読みづらいCのソースが吐かれそうだな。最適化オプション全部外せばいいんだろうけど。
Javaフロントエンドにおけるインスタンスの生成やクラスの定義、どうやってHIRにしてるんだろ? こりゃ本腰入れてソース読まないと。