バックアップされるメタ情報

ようは、いろんな情報に「メタ情報」があらかじめインデックスの形でひもづけられていて、それを「ビュー」として参照できるようなシステムがあれば参照するためのレベルは1段上がるんですよね。
それこそ、BeOSBTRONが持っていたような何か、WindowsVISTAが本来持ち得ていたはずの何かとして。
ちなみに、これをアプリケーションレベルでやっている強烈なソフトを一つ知っています。それは、iTunesです。iTunesはメタ情報をかなり収集し、メタ情報を元にクエリーをかけるというのをかなり押し出しています。
何も考えずに使うと、「同じミュージシャンの音楽を引っ張ってくる」くらいにしか使えませんが、「authorに同じ人がいるPDFを検索」だとか「同じカメラで撮ったJPEG」とかが見え始めるとかなり先が見えてきます。1アプリレベルでやれてもシステム内には情報が残らないのであまり使いづらいのですが……。
ちなみに、メタ情報自体はWindowsXPからVistaにも一応機能はありますよ。Viewとして横断的な造りにまでは対応していない……というか、使わない方が身のためというか。
SMBという制限の大きいファイルシステムだけではなく、メタ情報をもっと直接もてるようにする(このためにはビューからの「ハードリンク」が必須なのですが)には、MSがVistaで捨てた何かを今度こそ復活させて欲しいなぁ、と思う今日この頃です。
もちろん、UIまわりはWPFで作った上でね。