SwingとMetal L&F

FlorianがJavaとSwingが好きなのはこの日記の読者にはよくご存じの話だとは思いますが、今日もその手の話です。
仕事をこなすためにFreeMindをずっと使いながらいろんなL&Fを使い倒してSun製のJava6におまけでついてくるSwingのL&Fをいろいろ見てみました(おまえ、仕事は?)。


とはいえ、L&Fで実際に使えるのは以下だけですけどね。

Windows用のJava6JREはAQUAやMacintoshは使えませんし、同様にGtkも無いので、FreeMindでも選べないL&Fはあるのですが、気分を変える分には使えます。
ちなみにJDKおまけのSwingSet2でも同じように遊べます。

Vista上で動かしていると、Vistaのような見かけになります。
InnerFrameがちょっと怪しい以外はかなりがんばってます。違和感はJFileChooser以外ほとんどありません。

Windows95の見かけにかなり近いです。かなりこなれていますので、いきなり出してJavaのアプリとばれることはないでしょう。

  • Motif

Windows3.1をさらに野暮ったくしたような見かけです。
もっとも、今時、Unix上のアプリをMotifやLesstifを使って作ることなんかあるのかなぁ。もし、GUIライブラリが欲しいのならGtkで作るだろうし・・。
JavaのMotif L&Fはこれだけ野暮ったい見かけにもかかわらず(野暮ったい見かけだから?)反応は微妙に悪いです。

  • Metal

ディフォルトの本命です。確かにFlex2WPFの見かけに比べればずっと四角四面な見かけではありますが、グラデーションと陰影を駆使した見かけは、古くさくもなんかこれでいいような気がします。
なにより、さすがディフォルトらしいチューニングの効きっぷりは、他のアプリとの違和感さえ乗り越えてしまえば、操作感は一番いいです。
そういえば、そこはかとなく昔好きだったOpenLookの臭いはします(あちこちのぼつぼつとか)が、ピンとかないしね。あれとは別物なんだろうなぁ。SparcStation2を使っていたとき、周りがCDEやFVWMに乗り換えた中でかたくなにOpenWindowsを使ってたっけ。懐かしい(なのに普段のプログラムはなぜかMotifで作ってたけど)。


最近、Flex2WPFなんかをずっと使っているのでJavaは見かけがしょぼいなぁと思ってましたが、いやいや、しみじみ見ると、なんかこれでもいいかも。地味だけど、見かけとしてはそれほど悪くないし。
せっかくなので、しばらくはMetal中心でアプリを作っていきましょう。どうせ、L&F変えるだけなら1行だし。