Squeakの教育的スコープ
(コメントhttp://d.hatena.ne.jp/Florian/20071209/1197180949#cをうけて)
おおっ、微妙に想定の外からの見方でした。
ちょっとまとめます。ずれてたら指摘よろしくです。
- Florianの話
- propellaさんの話
状況自体は対立していません。
ただ、一つだけ挙げるのなら、eToys自体の教育方針として逐次実行で実現されるアルゴリズムに重きを置いたものとするのか、非同期並列のアルゴリズムに重きを置いたものとするのかという違いがあると思います。
eToysという環境で、様々な教育を行える状況は歓迎すべきものです。ただ、教育効果を高めるためには、中心となるコンセプトをなるべく単純に持ち、その周りで論を敷衍する方がいいと思います。
その意味で、非同期並列の動作を組み合わせて何かを実現しようという方針が言語機能から見えるなーというのが私の元の話(http://d.hatena.ne.jp/Florian/20071209/1197180949)だったのでした。
カリキュラム検討会であった話は、そのための例示であり、あれ自体をよりよい方法で実現するにはどうすればいいのか、という見方は持っていませんでした。でも、しみじみ考えると先のp4の話は重要ですね。