UNDER17 BEST3 "そして伝説へ"(asin:B0006A9JGK)

UNDER17
なるほどなー。この人達(というか、桃井はるこは)徐々に「快楽製造装置」からはずれていったわけね。
先の「かがやきサイリューム」と「フィギュアになりたい」のビターな歌詞(あ、別に「光速船」のフレーズがビターなわけじゃなくてね(^^;))なんかは、初期にあった快楽だけで押し通す感じとはえらい違うし。その上、アルバムのクライマックスに「フィギュアになりたい」を持ってきて、最後の1曲はライブという構成も「もう快楽製造からは手を引くぜ。最後の一花」という意志表示なんでしょうし。
歌の姿勢としては判らないでもない(嫌いでもない)けど、テクノポップ風味がどんどん薄くなっていったのは、時代の要請なんだろうなぁ……。「初めての夏」や「ALIVE」なんかは純粋に曲としては好きなんですけど、それとは別に物足りないなぁ。
ますますソロになってからのCDが聞きたくなってきました。