.Net Framework雑感
アプリケーション本編部分はそこそこ簡潔に書くことが出来ますし、Visual Studio 2005の強力なIDEで快適に開発できます。リモートデバッガが強力なのでデバッグもかなり容易です。
……でもなー、いろんな意味で、Javaにはだいぶ及んでいないなぁ、というのが.Net Frameworkの感想です。
- デメリット
- メリット
何よりも、「パフォーマンスがすごくいい」ってのがゲーム屋的にはありがたいですね。正直、Windows Mobile上のVMがこんなにパフォーマンスがいいとは思っていなかったので、思ったよりも凝ったことが出来そうです。あ、いや、ハードウェアにおんぶにだっこの描画部分はちょっとおいておいても。
あと、てきとーにちゃちゃっとアプリケーションを作るのにはいい感じですね。これは、ゲームエンジンと平行して作っていたNotepadWMでも感じましたが。むしろ、ゲームエンジンで大変苦労していたところに「もしかして、Windows Formに逆らってるからでは?」と思い直して試しに作ったNotepadWMが予想以上に開発効率が良かったのがびっくりでした。
むしろ、Windows FormのControlだけを使ってゲームを作る……のはほぼ、無理か(^^;)。やってみても罰は当たらなさそうだけど、再描画周りが大変なことになるな。DoubleBufferingプロパティはそんなにきちんとは動いてくれてないみたいだし。
もっとも、Java5もオートボクシングとGenericコレクションと、foreach(これが便利!)はついてるので、Eclipse上で使う分には.Net Frameworkと対して違わないかもしれませんね。yieldがないのは残念だけど。
もう昔のVodafoneの仕事は来ないだろうし、Java5を入れちゃってもいいよなぁ……(Vodafoneの昔のエミュレータはJava5を入れると動かなくなるのです)。