東カール シープホーン村(下)(ISBN:404853629X)

西(ルーマ)カールの近所で、なんともファンタジーな世界だからといって、いきなりあの顔はないよなぁ、と思っていたら、ちゃんと合理的な結論と素敵なミスディレクションがちりばめられていていい感じ。
お話も一人の子供の成長の喜びと、世界への賛歌に満ちあふれている素敵なもの。
後半の書き下ろし部分(雑誌がなくなったからなんだろうなぁ(^^;))も、勢いがあっていいですね。
作者いわく「もうやりたくない」だ、そうですが、この勢いで「エンジェリックゲーム」の続きも、ひとつよろしく<おい(^^;)
読了。