宗教と水

日本全国の一部方面で(いい意味で)微妙な反響を引き起こしているTimedomain miniですが、 Florian がとある業者から買った時におまけで「どくとるべるまっちゅ」という不思議水がついてきました。
水とはいっても飲料用の大きなビンではなく、コロンとかで使うスプレー状の容器に入っている物で、食品とかにかけることが目的のひとつなので、扱いとしては「清涼飲料水」となっています。
一緒に付属して来た説明書きには「優れた抗酸化作用でどんなものでもおいしく」というかかれ方がなされていますが、調味料ではなく、なんらかの方法で物体を変成させるもの、のようです。
「ようです」なんて歯切れの悪い言い方をしているのは、理屈についてはよく分かっていないので推測なのですが、ここで言いたいのはそこではなくて。


説明書きにはこんなふうに書いてありました。

  • お肉にかけるだけでうま味が増す
  • 揚げ物にかけると油もたれしなくなる
  • ワインにかけるとボディが強まる
  • 匂う物体の臭いを抑える
  • 切り花が長く持つ
  • でも、ビールやコーラにはかけない方がいいかも

で、おもしろいことにちょうどこの言い方が、むかしとある新興宗教(駅前とかで手をかざして人を癒す人達)の地方事務所に行って話を聞いた時の、自分たちの「手をかざす」という行為を科学的に調べてみた(と、当人たちが言う)時の結果によく似てるのです。宗教の人達からはもう一つ「安い二級酒にかざしたら、混ぜものが全部飛んで醸造アルコールだけになっちゃって飲めたもんじゃなかった」という楽しい落ちも教えてもらったのですが、さすがにこれは水の方には載ってなかったけど。
どちらも、科学的な理屈は分からないのでそれが本当か錯覚かは何とも言えないのですが、意外なところで似たような話を聞いて、結構おもしろいなぁ、と。思ってみたり。なにか、宗教と健康食品につながりがあるんでしょうかね。


あ、ちなみに、その宗教の地方事務所に行った時も、試しにその水を食品にかけて試した時も Florian には違いが分かりませんでした(^^;)。全くもって有り難みのない奴ですな(^^;)>自分