画面長押し

いろいろあって、タッチパネルでいろんな操作をするはめになったのでした。

  • シングルタップ(Off->On->Off)

ディフォルト動作。ダブルタップでディフォルト動作ってのも考えたんですけど、練習させる余裕もないコンピュータ素人向けだし。

  • ドラッグ(Off->On->Move->Off)

ゼスチャでメニューのショートカットを。分かる人だけ使ってくれればそれでいいかなーって感じで。


ここまでは簡単でした。
こまったのが、ドラッグまでできないけど、シングルタップだけでは足りないという複雑な動作を画面上のオブジェクトに対して行いたいという要求があって、それをどうやって実現すればいいのか、という微妙なセンのとき。
まず真っ先に考えた物。

  • ダブルタップでポップアップメニュー(Off->On->Off->On->Off)

結構暴発するのが面倒。いいと思ったんだけどなー。

  • タップドラッグでポップアップメニュー(Off->On->Off->On->一定時間)

暴発はしない代りにマニュアルを読まないとそういう操作があるって事に気づかないので断念。


とまぁ、いろいろ模索の上、一番いい方法はやっぱりこれかなぁ、と。

  • 画面長押しでポップアップメニュー(Off->On->一定時間)

QTeとかWindowsCEとかでアイコンの設定をする時に使うものですね。
と、ここまで決めて、実装してからどうやってマニュアルにこの動作の名前を書こうかとちょっと悩んでみたり。
ZaurusのマニュアルやPocketPCのマニュアルにも記述を見つけられなかったのですが、タッチパネルならぬ1ボタンマウスのMacintoshでは「プレス&ホールド」と呼んでいることを知って、ちょっと名前に感心してみたり。あー、なにも一語で示す必要はないよな。うん。
「プレス&ホールド」。略してP&H。こんど知り合いのUIの専門家の人に、どこが由来か聞いてみようっと。