昨日の反省
さすが昨日の文章は書きなぐったもののライブ公開だけあっていろいろと不備が。
- 構成がなってない
基本スタンスとして「こんな単純なことをやりたいんだけどうまく行かない」「現在のスピーカーは妥協の産物」という事を言いたかったので、持ち上げては落とすというリズムを作ろうとしていたのですが、だいぶ散文的になっちゃってます。
小見出しとブロック内での落ちとしないとだめでしたね。
- 落ちが弱い
一番初めに提示したビジョンと、結果として落ちとして持っていったビジョンが微妙に呼応していないため、落ちが弱いです。
これは、始めは「オーディオ全般」について書いていたのがどんどん膨れ上がってしまい、「スピーカーの話」間でしかできなかったためですね。かといって、スピーカーの話だけで最初のビジョンが成り立つかというと、結構微妙です。
- 言語の定義が不安定
なるべく科学用語は直接使わず、どうしても必要な時にはあらかじめ説明するという方法を取ったつもりだったのですが、まだまだ足りませんね。
足りないにもかかわらず、すごくくどく見えるのも問題。うーむ。
- 「バスレフ」の説明がなんか不足
スピーカーの穴を「気圧による反発を防ぐため」とだけしか説明していないので、語源となった「Bass Relexer」の役目を書いていません。今度はこれを書こうとすると、共鳴によって特定周波数をブーストすることを肯定した書き方をしなくちゃならなくなるので、直前で共鳴を否定した立場からは混乱しますし。
- 音速と、マルチウェイスピーカーによる位相のずれを書いてない
音速をそもそも定義していないので、位相について話せません。このため、耳とそれぞれのスピーカーユニットの距離がぴったり等しくないことによる位相のずれについても話せません。
それ以前に「fドメインで近似する」と言っている以上、各周波数の位相のずれを気にしても仕方ないのですが・・。
- ステレオ効果(バイノーラル)について書いてない
これは、はっきり意図して省きました。最初に掲げた大命題からずれるので。
でも、書くべきだよね、本当なら。
- 音の指向性について書いてない
スピーカーユニットが前後運動であっても、周波数によって指向性が出たり出なかったりという事が書いていません。
まぁ、しょっぱなでスピーカーを正面に置くと決めちゃってる時点であまり問題はないんですけど。
反省することしきり。
でも、書き直すのは手間なんだよなぁ。
ま、時間を見てゆっくり書き直しましょう。