MS-Word復権

Atok17を買ったらおまけで付いて来た(違う(^^;))一太郎でしたが、確かに便利は便利なのですが、いかんせんだれも太郎さんなんか使ってないという問題が。

いや、もちろん、結構良い感じでMS-Wordのdoc形式にコンバートしてくれるんですよ。でも、doc形式ではきちんといれたアウトライン情報が欠損するし、じゃあ、一太郎形式でも保存するようにすると、今度は「原稿」「レンダリング物」と別れた状態で両方保持する面倒なことに。ついでに、どこぞに提出したdoc形式の文章を修正されて戻ってくるに至ってはもうグチャグチャ。

仕方がないので、MS-Wordに直接書く方向で。でも大丈夫。マニュアルをひっくりかえして「キーボードのカスタマイズ」の方法を会得したし。・・っていうか、今頃見つかるだなんて何年Wordを使ってるのやら(^^;)。

最低限、カーソル移動とペーストだけでもあれば何とかなると割り切って、さくさくカスタマイズ。おお、なんか使えないこともないぞ。C-k(行末までカット)が出来ないけど、まぁ、このためにマクロを組むほどではないので、「行末まで選択」で代用。

後はこれを踏まえた上で、アウトラインモードでひたすら文章の構成を。キー一発で「本文」のレベルにする方法がみつからないのが残念だし、本文がウィンドウ幅でおりかえらない(表示倍率を「幅に合わせる」にすると、それっぽくはなる)のは使いづらいけど、まあまあ、使えないものでもないかな。

と、一通り作った上でアウトラインを抜けて印刷レイアウトに。・・何だ、これは(^^;)。そもそもディフォルトのテンプレートでは「見出し3」以降が見出しのレベルに対応してないような・・。

とほほ、次は印刷用にテンプレートをつくらないと。MS-WordってWYSIWYG以外で使おうとすると、今一つな作りになるのかなぁ。

Wordを使いながらも、世界がSGMLでの文章表現になってくれればうれしいのに、と、論理構造で文章を書く Florian は思うのでした。あ、もちろんその時にはemacsキーバインドの専用エディタ(か、el)もほしいな(^^;)<結局そこかい