2008-11-29から1日間の記事一覧

進化の設計者

林穣治。 冒頭だけ。ディティールが面白いなぁ。ID理論なんてのが出てきてちょっとトンデモが怖いけど、ハードSFに落ち着くようなので安心して読んでいられます。

沈黙のフライバイ

野尻抱介。 おもしろかった。落ちに関しては当たり外れあるけど(「ゆりかごから墓場まで」なんかあの問題提起からどうしてあんな変な落ちになることやら)、科学的な裏付けをほら話として風呂敷を広げる手段はお見事。これぞSF。 最後の「大風呂敷と蜘蛛の糸…

プリズムの瞳

菅浩江。 面白かった。初めのうちは点描だったのが、どんどん世界が矮小化していくのが気になったけど。話を絞り込もうとすると、矮小化するのはさけられないかなぁ。プロトタイプの話はちっとも気づかなかったけど。