Rewriteを今からやろうと思っている人へ

もうだいぶほとぼりも冷めたし、お盆だし今ならゲーム位できると思っている人に。

  • 2ndオープニングは見ないでおくことお勧め

かなりネタバレ入ってます。本編内で入るタイミング考えるとネタバレされてもいい位置なのですが、やる前に見ちゃうとちょっと興がそがれるかも。

  • いつまでたっても終わらないゲームだと覚悟しておく方が吉

エンディングがたくさんあります。個別ルートとかそういう意味ではなく。「え? まだ続くの?」と思わず言いたくなります。

  • 実績(Memory)の解除は超大変

XBox360の「実績」やPS3の「トロフィー」にあたるものが山のようにあります。キャラクターの詳細もMemory経由じゃないとわからないものもあったりします。いきなり全部埋めようとせずになんとなくやり直すくらいの気分で。実績「Rewrite」まででとりあえず一通りだとだけ思っておきましょう。

  • 初回特典の冊子を読むタイミングは?

実績「Rewrite」の解除まで我慢しましょう。種明かしがいくつかあるので。おまけCDも同じくらいのタイミングで。
なお、ラジオ出張局は作品と全く関係しません(えー)。小鳥役の人が気合の入れすぎで鼻血出しながら演技したのはあそこだな、と、遊んだ人ならわかりますが。

  • ところで面白いの?

事前情報や様々なキャラクターの紹介とはものすごい斜め上の展開を見せるお話です。広告を鵜呑みにするとだまされます(広告などで言っている部分も、きちんと入ってます。念のため)。
リトルバスターズみたいな正統派な話を期待すると面喰います。そこはさすが田中ロミオ
期待してるものと全く同じである保証はしませんが、私は面白かったですよ。


ストーリーは歪ではないのですが、商品としてはちょっと歪というか、ストーリーラインを作っている田中ロミオが力を入れているところと、Keyが力を入れているところが違うという不思議な作品です。
田中ロミオは制限や要求をよくくみ取ったうえで、オマージュをたくさんちりばめながら完成した話に仕立て上げていますが「ここを書かずにいられない」というどうしてもの要求がKeyの人たちにはちょっと理解されてないきらいはあります。でも、十分以上のクオリティですので、安心して遊べます。
歪さが気になるのは作り手の力関係が気になるおたくぐらいで。
あ、竜騎士07のパートは浮いてます。露骨に見えるくらい。