喪失の順序

  1. ある日「発泡酒(ビールもどき)」が飲めることに気づく
  2. 調味料をかけても味が変わらない。判るのは「辛い」ということ。やけに「辛い」に走り始める。
  3. 「辛い」もの以外は一口くらい食べたところで飽きる
  4. 安ワインと葡萄ジュースでアルコールを割ったものの区別がつかない
  5. 可能であれば食事しない。食事自体が面倒くさい。

ちなみに、「辛い」というのは味の成分ではなく「痛み」の一種らしいので味としては感じてないというのはつじつまが合うとあとから知りました。もちろん、当時は何故「辛い」だけが判るのか(「辛い」だけを求めるのか)判りませんでしたが。
とりあえず、「発泡酒を違和感なく飲める」ようになったら要注意ってことです。昔の私なら一口だって飲めなかった。ホッピーは好き。ビールも好き。でも発泡酒は混ぜものの味がしてダメだったの。当時は。混ぜものという意味では実は「カクテル」も好きじゃなかったんだけど(これは今でもそうか)。