ギャラガの思ひ出

ギャラガと言えば

  • 横最大10体
  • 縦最大5体

の編隊(実際には上端左右に欠けがある)が集結し、襲ってくるゲームなのですが、集結中は編隊はBG面に、集結後は編隊もオブジェクト(当時ナムコはスプライトをそう呼んでいた)になるのが判ってある意味凄かったです。
何故オブジェクトになるのが判るのかというとソースを読んだから……ではなくて(^^;)、編隊が完成するとそれぞれの位置がドット単位で微妙に膨らむんですよね。これをやろうとすると、全てがオブジェクトじゃないと実現できないし、実際、MSXセガギャラガでは編隊が膨らむところは実現されてないです。編隊は必ずBG面なので。
何が凄いって、横10体+爆発エフェクト+弾を横に並べてもラインバッファにキャラ落ちしないという剛毅なCRTCが「さすがアーケード」と当時えらく感心したのでした。


が、数年たってゲームセンターでアルバイトしたときに初めて「縦画面」というものの存在を知り(遅いよ(^^;))、縦画面だとラスターも縦になるのでラインバッファは「縦方向に並んだオブジェクト+BG面」を表示するためのものということで、縦5体+爆発エフェクト+弾+自機で十分ということがやっと判ったりして。
いや、それでも当時のVDP(TMS9918)とかと比べると倍近くですけどね。
ちなみに、ギャラガの基盤はハードウェアの構成を見る限りゼビウスボスコニアンディグダグと共通だったようでスプライト64枚+BG面2面という構成は使い道が結構あったんでしょうねぇ。あ、ボスコニアンだけ横画面だ(かなりどうでもいい)。