ARM11 デュアルコア 266MHzはたぶんARM11MPCore(http://www.arm.com/products/processors/classic/arm11/index.php)

さすがに最新のCortex A9とかじゃないでしょう、きっと。ARM11とCortexの違い、よくわかんないんだけど。
で、そう考えると2つ合わせて約2600 Dhrystone MIPSくらい。IntelAtom Z520が3200 Dhrystone MIPS(http://d.hatena.ne.jp/Florian/20100330/1269949012)だから、CPUをそのまま使うとちょっとしょぼ目。でも、シングルコアのCortex A8 1GHz(2100Dhrystone MIPS)よりはちょっと速い。そりゃ、今のDSでM1の音源部分がストリーミングで流せるぐらいだから、細工するといろいろできそうではありますが、PCベースで考えちゃダメですね。固定小数点のSIMDが使えてラッキーぐらいで考えないと。
ええと、マイクがついてて、CPUがそこそこだと、「一人合唱シンセサイザー」が作れますね。通信カラオケよろしく歌うと勝手にハモるの。
……そんなもんPCでやれって。うーむ。うまい使い道が思いつかないなー。


でも、「初音ミク」の次にはローランドのV-VOCALみたいな「自分の声が自然な女性ヴォーカルに」という夢のような世界がくるんじゃないかと勝手に予想しています。娘達がDSiで一番遊んでいたのはゲームじゃなくておまけでついてくる音声モーフィングソフトだったし。ああいうのはいいよね。うん。
滑舌と音程追随性(周波数ドメインのモーフィングの応答性)とフォルマント(声紋)のライブラリで一人ラジオドラマが作れます、みたいな? あ、フォルマントのエンロールが必要か。音声認識のエンロールよりは楽だろう。
とりあえず、DCTとフォルマントの抽出ぐらいはできるようになっておくかな。