可聴範囲とディスプレイ

NTSCの水平方向の周波数は15KHzです。PC-9801やSystem24なんかは24KHz、VGAで31KHzですね。リフレッシュレートはおおむね60Hzなので、垂直方向の解像度と垂直帰線区間から求まります(PALの世界ではどうだったんだろう?VGAでも59Hzだったんだろうか?)。


で、昔使っていたX68000のディスプレイは3バンドのマルチスキャンでした。後期には24KHzは省略されたので、貴重なディスプレイでしたね。テレビも映るし、スーパーインポーズも(やろうと思えば)出来ないこともないし。たぶん。やったことないけど。
ただ、当時の私の耳の可聴範囲では、15KHzはばっちり聞こえちゃっていたので、ローレゾのゲームをやろうとするとうるさくて仕方がないのでした。家庭用のテレビはブラウン管にダンパーとかつけて音が聞こえないようにしてるはずなんですが、なんであれはあんなにうるさかったのかなぁ。テレビを見るのに使っていたMSX2用の21pinRGBのモニタはそんな音しないのに。
今時、ブラウン管で画像を見ることなんかあんまりありません。家のテレビはブラウン管だけど、滅多に使わないし(私は)。
もっとも、当時に比べて耳は劣化してるだろうから、可聴範囲は狭くなってるでしょうけど。歳ってやーね。