シャープ、パナソニック、NEC、富士通携帯電話のソフト共通化(http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A96889DE2E4E1E2E6E1EBE2E0E7E2E6E0E2E3E29F9FEAE2E2E1;at=ALL)

念のため。ことドコモにおいては共通化の試みは今もなされています。

  • NEC/Panasonic
    • Linuxベースのファーム。初期はもっさりだったけど今はCPUも良くなって、チューニングも進んだので結構快適。UI層だけ各社独自に作っているのでぱっと見には同じファームには見えない。
  • SHARP
  • 富士通/三菱(撤退済み)/SonyEriccsson
    • Symbianベースのファーム。まだ何となくSymbianの影がちらちらとUIの隙間から見える。でも、Series60みたいにむき出しのSymbianじゃないのでUIは独自。


と、考えると、Linux+携帯電話向けミドルウェア群+描画/UI部品ライブラリ+共通APIに「各社独自UI」を載せるって流れになるんだろうな。下手すると、Qualcommのベースバンドチップ+ベースバンドCPUは完全に同じものを使って、アプリケーションプロセッサだけが機種によって違うという形になるのかも。
そんなことするぐらいなら、素直にAndroidに「ガラケー向け消せないアプリ」を載せるのがいいような気もするんだけどなー。タッチパネルは必須じゃないし(今時のガラケー、タッチパネル付いてるけど)、キーボードもテンキーが付いてるAndroidがあってもいいし、何よりも「独自UIのアプリケーション層」を作るときに工数が圧倒的に違う。C++とJava5では設計段階からし工数に差が出ますよ。
しかし、Symbianは日本ではますますじり貧だなぁ。Nokiaは撤退してもSymbianのサポート部隊は残ってるはずなんだけどなー。