ぺとぺとさん(1)(2)(3)

似非関西弁とただひたすら「かわいい」のためだけに存在するキャラクター達が緩くて楽しいです。その割にその存在に意味を追求してしまうのはSF者の性ですね。原作者のSF者っぷりがよく判ります。「絶滅危惧種だからエロ妖怪」というのはなるほどなぁ、と思います。パンダは見習え(繁殖欲がほとんどないらしい。そりゃ絶滅するわ)。
これで、意味を追求しないと「ファンタジー」や「ホラー」になるんですけどね。妖怪だけに。
私がファンタジーをいくら書いてもいつの間にかSFになっているのと同じ理屈でしょうねぇ。
しかし、動かないアニメだ(^^;)。


栗コーダーカルテットの音楽は世界観にマッチしていていい感じ。オープニングとエンディングが名曲なのは知っていましたが、絵がつくと又いいですね。エンディングで毎回ほとんど落ちがつかないままイントロが流れると「これはこれでいいかなー」という気にさせられます。「違うねん。それがやつらの策略やねん」そ、そうか。