心理学史('05)

あー、なるほど、「心理学」という広範な学問の領域(ディシプリン)を概観するために、その成り立ちと一緒にたどっていったのが「心理学史」の狙いなのか。心理学専門大学でも「心理学史」が必修ではない頃をあとがきで嘆いているけど(で、放送大学は必修じゃない)、その辺もあって「放送大学エキスパート」や「認定心理士」ではこれが必修扱いなのか。
古川先生の「血液型正確判断」がどのような理由で発生し、それがどのように検証され、否定されてきたのかという歴史をたどると、なるほど心理学は自然科学の領域なんだと判ります。自然科学は検証可能性を非常に大事に見るので。
しかし、その重要な「なんで心理学史が必修なのか」というのをあとがきに書いたら遅いだろう。最初に書かないと。
でも、だいぶ概観は見えてきたぞ。今年の講義も大筋では変わらない・・と思うので参考になるだろう。
よし次、「物理の考え方」('07)行こう。