Ubuntu 9.10 Netbook Remix雑感

非常にいい感じです。強制アプリ最大化ツールのおかげで狭い画面でも何となく使えますし、壁紙として動いている(ので、タスク切り替えにでない!)ランチャーも、ディフォルトメニューの設定をうまく流用しています。
次期Netwalkerが出るならこれが採用されることでしょう。まさにNetWalkerを作るためのツールです。逆を言うと、どんなノートパソコンでも(重量以外は)NetWalkerになります。3秒かからずに復帰し、数秒でエディタが立ち上がるというのは素晴らしいですね。自動起動にGEditかemacsでも入れておけばタスク切り替えバーだけで復帰するので、ポメラのかわりにもなります。復帰時に無線LANの設定をつかみそびれるケースがよく見受けられますが、2goPCでは無線LANを一度On/Offすると治ります。
あと、やっぱり現代のGnomeのフォントレンダリングWindows寄りもずっと綺麗です。Cairoのおかげなのかもしれませんが、アンチエイリアシングの具合が絶妙。娘のために作った環境ですが、これなら私が常用しても全然困らないですね。
あと、どういう細工をしているのか分かりませんが、シャットダウンが一瞬です。ブートが早いのは、特定のハードウェアを想定しているからいいとして、シャットダウンが一瞬ってのは不思議です。
ちなみに、2goPCではハードウェアアクセラレーションが効いているので「視覚効果」」を最大にしても全然重くありません。素晴らしい。


メモリの使用量も割合少なめです。さすがにWindows7よりは食いますが、2goPCでswap起こさないのは優秀です。カーネルまわりはどのみちそんなにメモリを食わないので、GNOMEとかが無駄なメモリをあまり食っていないんでしょうね。いいことです。同時にアプリを動かさない(ような気分にさせられる)のも効いてるのでしょうけど。なにせ、基本的にシングルウィンドウでアプリを使う感じですからね。無理にマルチタスクで使わなくても。
あ、ちなみに、2goPCでは解像度の関係でEvolutionの設定がそもそもできませんでした。ボタンが画面外に行っちゃうの。ゲームも軒並み画面外ですね。やっぱり縦480は狭いか。