ガサラキ

超時空世紀オーガス02の話をしたので、ついでに。
戦闘用の兵器としてロボットアニメを書き始めると「政治」の話になるのは、ある意味当然といえば当然なのですが、立憲君主の意志によって世界が動く中世に比べると現代で「政治」を語るのは何とも難しいというか。マッド野崎と小中千昭というあんまり具体的に語ろうという意志のない脚本家が抽象的な「政治」と、じゃあ何で現用兵器じゃなくてロボットなのかという説得力と、その説得力の由来がどこにあるのか・・の先に「政治」が絡んでくるというウロボロスみたいな話を2クールで書ききれるはずもなく(書ききるはずもなく、というべきか)、今見てもあれは何だったんだろう、という気分になります。
当時は偉く興奮しながら当時お気に入りだった硨島邦明の音楽(「マスターキートン」「スプリガン」とかで大活躍してたの。ZUNTATAのCD向けアレンジとか)に昔から好きだった種ともこの主題歌と買いそろえ、限りなく意味不明のイメージアルバムまで買ったような。