夏への扉(isbn:9784152090591)

ロバート・A・ハインライン
おもしろかった。後半、タイムマシンが出てきてからの怒涛の展開はやっぱり燃えますね。でも、「おそうじガール株式会社」のロゴは記憶と違ったなぁ。福島まさみ版の描写を確認したいんだけど、どうにも見つからない。実家かな?


そうそう、新訳でやっと分かったギミックが一つ。「トーゼン・メモリー・チューブ」という制御機器がかなりの頻度で出てきますが(新訳では「トーゼンチューブ」)、これ、連想記憶を司る「真空管」なんですね。チューブって言うからどんな筒だろうと思っていましたが、ばんのうフランクをジェニーに見せるときにチューブにプログラムを入れてばんのうフランクに刺すという描写でやっと分かりました。CPUとメモリが混在しているようなイメージかな。なるほど。