マルチタスクを信じるな!続き

マルチタスクです。ただ、アプリのタスクが生きているかどうかは実際にはあまり気にされません(OS9以前は意味があったけど、今となってはあまり気にならない)。
そして、それを支持するかのようにアプリの起動とタスク切り替えはDock上での同じ操作となります。もし生きているタスクならスイッチは時間がかからず、起動なら少し時間がかかる以外は見た目に違いはありません。
ただし、タスクが自動的に落とされることはありません。

マルチタスクです。
アプリの起動と切り替えは異なる操作です。複数のドキュメントを開く際には、それぞれのドキュメントごとにタスクを立ち上げるという動作が基本です(ただし、Excelのように、多重起動時は一つのタスクにまとめられるものもあります)。

マルチタスクです。
基本的にはWindows Vista以前と違いはありませんが、操作はMacOSXに近く、アプリの起動とタスク切り替えは操作上同じです。


と、考えると、「アプリが生きているかどうかを意識しない」という流れが進んでいる気はしますねー。これが「アプリの存在を意識しない」まで行けば(OSとしての)Smalltalk-80やBTRONの世界まで進むんですけど。
はっ、時代的には昔に戻ってるのか……? Smalltalk-80やBTRONはまだ今よりも未来な感じするんだけど。