ネクタイを締めたBiffの夢を見たよ

ヘイ! ヘイ! ヘイ! ヘイ!(違う)


閑話休題
主にUnix system方面ではメールが来たら吠える犬と言えばBiffと相場が決まっています。
特定の端末の前にずっと座っていられるハードワイヤードな人生ならそこに仕掛けることはできますが、モバイル環境すらも危うい(Willcom D4は接続性がいまいちで、電池が持たない)今日この頃、Biffをどうやって実現するのかで思案することしきりです。

  • W-ZERO3+nPopで人間が定期的にチェック

かなり使えるソリューションでした。プッシュ配信じゃなくても全然困らないんですね。どうせ端末見られるタイミングは限られるのでついでにチェック、と。Windows Mobileは普段省電力状態で起動しているので(じゃないと電話を受けられない)、アプリの起動も一瞬ですし、メールヘッダのチェックだけなら128Kbpsでも十分な速度が出ます。
これだと、nPop自体が複数アカウントに対応しているのでサーバー側の細工もいりません。
ただ、今ちょうどWillcom D4W-SIMを取られているので、W-ZERO3では使えないのでした。というより、ちょっと放置していたら電池がメモリ効果で馬鹿になってて、30分と持たないんですがどうよ。

  • 全アカウントに.forwardを仕掛けて、携帯電話に転送

実際やってみて、実用性のなさに愕然としました。数分おきに迷惑メールと、送信不能通知(容量制限が厳しい)、添付ファイルがあるとmimeエンコードされたバイナリがついてきます。
きちんとフィルタリングしないとダメです。

  • 全アカウントに.forwardをかまし、OCNに集約+OCNからモバイル転送

OCNはかなり昔から携帯をBiff代わりにすることに力を入れていますので、かなりカスタマイズが効きます。
迷惑メールのフィルタリングを行い、なおかつNTT DoCoMoiモードメールの制限容量いっぱいまで転送すると、本文くらいなら何とかいっしょに読めます。
全アカウントに.forwardを仕掛けるのが面倒なのと、OCNのメール容量がきついのがネックです。今時100MByteはないよなー。昔の10MByteに比べれば10倍だけど、一瞬で使い切っちゃうよ。

iモードの公式サイトにもある「リモートメール」を使うと、ブラウザでメールをチェックできます。iアプリもありますので、ブラウザよりも起動が速くて快適です。
ただ、機種ごとの最適化はあまり行われてないらしく(SH-04Aは専用バージョンがプリインストールされてるけど)、SH905iではアプリの解像度とフォントががびがびです。
アプリの出来自体は悪くないんだけど。

.forwardで悩むのがばからしくなってきたので、とうとうGMailに集約することに。
GMailには、サーバーから定期的にPOPで取得する機能があるので、特に.forwardの設定をしなくてもチェックできます。リアルタイム性は下がりますが、どうせそんなに頻繁に携帯でチェックできないし。
iモードにはGMailを読むための専用サイトもありますが、https通信とセッションを張り直す際の時間がかなりかかるため、GMailを読むことに特化した専用アプリEViSで接続して読んでいます。
このアプリ、フレームレートや反応、フォントなどがリモートメールのアプリよりもうまくチューンされていて非常に快適です。「クリア」キーが使えることがこんなにありがたいとは知らなかった。
GMailは容量がギガ単位と非常に男らしい仕様なので(その上、いつの間にか増えている)、全メールの履歴を残しておいても罰が当たりません。

  • GMailからPOPで全アカウントを取得+AndroidGMailをチェック(予定)

早くHT-03A出ないかなー。