虐殺器官

駆け抜けていくー、わ・た・し・の・メモリアール♪(P159より)
ほんとだってば。そういう話なんだってば。
SF的ビジョンと小ネタが等価に語られていて楽しいSFです。コミュニケーションに関わる言語の問題はちょうど興味ある分野だったので大ネタもいい感じ。さくさく読める感じは神林長平ですね。
……日本SFは神林長平の影響からは逃れられないんでしょうね。同時期のSelf-Reference ENGINEといい。