Objective-Cで高レベルプログラミング

とりあえず、入力とグラフィック出力(OpenGL)、サウンド出力(OpenAL)のObjective-Cに対するラッパーを作って、サンプルコードを書き始めました。
alloc,init,autoreleaseの三段コンボも大分慣れてきて、多少書く分にはメモリーリークもなくいい感じ。C++で書くときにはこんなにオブジェクトを使い捨て無いんですけどねー。autoreleasepoolがよしなにやってくれることを期待しましょう。
プログラムもほとんどの行が「[]」で書かれるようになってきました。違うのは局所変数の定義ぐらい。ただの関数呼び出しではなく、「きちんとメッセージで抽象化してるんだふふん」という不思議な優越感を毎行感じています。これがSmalltalkならただの常識なんでしょうけど。
結果として、Javaであれば何の気なしに組んでいるプログラムを、自らの抽象化への意識を気にしながら組む羽目になっています。ギプスというか、わざわざはめてる枷というか。いくらでもCの暗黒面に落ちようと思えば落ちられるという言語仕様が、抽象化への原動力になっているような気がします。
いや、考えすぎですね、きっと。