何にも知らない人にパソコンを渡す

(当の両親もこれを見ているかもしれないのですが)両親に無理矢理パソコンを渡してきました。
いままでも、無理矢理パソコンとモデムを渡してメールをやらせていたのですが、いいだけ時代がずれてしまってほぼ使えないものになってしまっていたので。なにせ、1995年製のFM/V-475NU/Sといういまとなっては骨董品でしたので、これを機にしばらくは使えるものと、手頃なインターネットの回線を併せて。


買ったのはGateway(って、今はAcerのブランド名なのね)のノートパソコンを、YahooBBの回線パックで大幅値引きしていたものを。Athlon64x2のCPUにATIのビデオボードをつけたものなので、解像度はともかく(元から解像度いらない。文字大きくしたいし)、性能はそこそこ。パソコンは安くなったんだなぁ。しみじみ。
OSはVistaが載っていたので、ほとんどカスタマイズせずに必要なソフトだけを追加しました。MS-Officeはいいソフトだと思うけど、使用頻度を考えると、MS-OfficeではなくOpenOffice.orgでも十分だし、Norton Internet Securityは60日おまけパックしかないので、AVGを代わりに入れて。
あとは、FireFox(単に表示フォントを大きくするため。普段は使わなくてもいいように)と、Skypeを入れて、孫達の顔が見られるように。
回線自体はADSLでも0.5Mbps程度しか速度出ていないようでしたが、これだけあればSkypeでもきちんと動画が使えます。
WindowsメールVistaになってちょっとまともになったので、HTML送信だけをあらかじめ切って後はプロバイダの設定のまま。ただ、引越してプロバイダが使えなくなることを考えて普段使いのメールはgmailにしておきました。


と、まぁ、初心者向けの本も用意して、なんとかサポートしなくても使える状態にはしておいたのですが、パソコンはまだまだ追加設定の必要なハードウェアだなぁ、と思ってみたり。確かにWindows95の頃から比べると普段細かいことを考えなくてもOSがよしなにこなしてくれるようにはなってきましたが、商品としてはまだまだ家電よりもずっと複雑だとは思います。
これがWiiとかだとお手軽インターネット端末としては結構使えるんだけどねぇ。メール使えないけど。
メールと、IEの「検索ウィンドウ」(Googleですね。おまけでついてきたの)と、Skypeの起動方法だけをとりあえずメモに残して、「後はいろいろ触るとわかるよ」とはコメントしましたが、どこまで使えるかなぁ。
青空文庫とか、Amazonとかは使い始めるときりがないかなぁ。
パソコン経由でインターネットに普段から接していると、どの程度が「何も知らない」なのかがぼやけてきますね。