Willcom D4のモデム接続

Willcom D4は、公衆回線経由の通信機能付きのMIDです。なので、それこそどこでもインターネットに接続できます。
接続はW-SIM経由。W-OAMという最適化に対応していることになっているので、最大208Kbps出ることになっています。普段使っている携帯電話が384Kbpsだったりすることを考えるとかなりゆっくりな印象はありますが、実は結構使えます。
出先で1日数回4アカウントのメールを全件(100件程度)確認していますが、実はさほど時間がかかりません。ついでにFireFox3でブラウジングしていても、画像やFlashにあまりストレスを感じません。なんか、これはこれで良いような気がします。CPUパワーが段違いなので当たり前ですが、WindowsMobile+NetFront3.5よりも、HSDPAのフルブラウザよりも快適です。さすがPC。
ただ、良く通信が詰まります。何事も言わずに、急に1パケットも通らなくなるのです。こうなったら、「ネットワーク切断」をしてもダイアログから先に進みません。
対処としては、「ネットワーク切断」した後W-SIMを抜くと正常に切断が終わるので(この時点でおかしいのですが……なぜエラーにならない(^^;)?)、再度W-SIMを差し直すと治ります。
しかし、症状が初代W-ZERO3をモデムとして扱っていたときによく似ています。W-SIMの機種も違うし、ドライバも全然違うのに似たような挙動になるってことは、W-SIMのシリアル接続はかなりデリケートなんでしょうかねぇ。W-ZERO3単体でつないでいるときにはほとんどパケットのつまりは起きてなかったんですけど……。