Self Reference Engine

円城 塔。
(大分前に)読了。


あ、タイトルが種明かしだったんね(^^;)。「我語りて世界あり」(神林長平)とか、そんな感じで。
そういえば、「我語りて世界あり」も似たような落ちだったなぁ。当時はあんまりな落ちにえらい衝撃を受けたっけ。懐かしい。
怒濤の流れは良い感じですが、似た方法論だとデビューしてすぐくらいのころの神林長平の方が好みかも。無駄にロマンチックで。
そうかー、同じ工学系でもロマンが足りないような気がするんだな、きっと。森博嗣なんか、ロジックの内側にロマンが透けて見える所がいいもんなー。
さて、自分はロマンを書けてるかな? ちょっと反省してみましょう。