どくそせん

前半はきちんと、後半は兵器とコラムとマンガと地図だけ読んで最後まで。あとで読み返そう。
そりゃもー、東部戦線がアレだったのは単なる歴史的事実なので、落ちは判っていたのですが、やっぱり最後はあんなビターなエピソードになるのですね……。
宮崎駿ですら(雑想ファイル)も救いのある落ちにしたのになぁ。
そうそう、オットー・カリウスのエピソードもちょっとだけ収録されてました。リスペクトだなぁ。


萌えと適当なエピソード(誉め言葉)で武装した本ではありますが、空想世界であっても戦術級シミュレーションゲームを作ろうという人は、せめてこれぐらいの知識はほしいと思うレトロな人間です。
まぁ、今時のコンピュータゲームにおける戦術シミュレーションはライトユーザー向けに作られていて、戦略の臭いや戦争が起こる理由などをやんわり無視しないと買ってもらえないのでしょうけど、だからといって知らなくてもいいってものでもないような。
やけに生々しいガンダム00がそれなりに人気あるご時世だし、徐々に少しは意識してもらえるようになるのかなぁ。