SmalltalkとOLPC XO用ソフト

出自から考えてみれば当然なのですが、気がついたらOLPC XO用のソフトは、妙にSqueak関連が多くなりました。

  • eToy
  • Sophie
  • Scratch

あとはCroquet派生の何か(GeodeLXではきつそうだ(^^;))が来るといい感じですな。


OLPCの教育理念の一つに構成主義的教育というのがあって、知識を詰め込むのではなく、自ら世界認識を構築していくのだという(超アバウト(^^;))、まぁ、そんな何かなのですが、すくなくとも、コンピュータとプログラムに興味を抱いてしまったXOのユーザーは、ひたすらSmalltalkのソースを解読する羽目になるのかなぁ、と考えると、ちょっとわくわくします。
まぁ、教育の手段としては、AbiWordFireFox等のネイティブアプリも常用することにはなるでしょうが、結局ソースが見られるのは直接Sugar上でのPythonのアプリかSqueakくらいですしねぇ。
きっと当人たちは、

先進国はみんなJavaとか使っているのに、俺たちはSmalltalkみたいな古くさい言語を押しつけられて。けっ。

……とか思いながらプログラムを組んでいくのかなぁと想像しては、勝手に妄想の中の彼らに、

いや、その古い言語、まだ結構先進国のプログラマーがたどり着けてない未来のかけらだから。

等とフォローを入れるという不思議なやりとりが、微妙に頭の中で渦巻いています。
これが、多言語化ワープロと、まともなレンダリング結果を返すWebブラウザSqueakで実装されれば、常用するアプリのほとんどがPythonSmalltalkだけで完結できる=ソースも見られて、その場で改造できるようになるのかなぁ。
なんか、21世紀の世界的なBASICマガジン(もしくはクリーンコンピュータ)みたいな、不思議な想像になってしまいました。
まぁ、きっとXOをコンピュータとしてハックする生徒は全体から見たら圧倒的に少数でしょうけどね(^^;)。
(追記)
え? 歯車キーでAbiWordとかもソースが見られるの?