Google Androidの展望

しかし、ここしばらくVMのランタイムが世界を変えるよという話をあちこちでしてきましたが、それでもAndroidの出現は私の予想より2年ぐらい早かったです(^^;)。先に.net Compact Frameworkの単体端末が出ると思ってたんだけどなぁ。MSはやる気ないのかな?
これ、たまたま携帯電話向けプラットフォームの見かけをしてるけど、確実にありとあらゆる組み込み機器に載ると思います。それこそ、今のWindowsよりもずっと高いシェアで。
多分、今まだ誰もがなしえなかった「ユビキタスコンピューティング」という世界がかなり速い展開でやってくると思います。ハードウェアの多様性と、スケーラビリティの高いソフトウェアがいい感じに折り合って、特定の環境専用のソフトウェアというものがほとんどなくなるんじゃないかと。リッチな環境ではそれなりに、しょぼい環境ではそこそこに、UIも環境側が引き受けてアプリケーションのModel側だけは共通で、どこでつないでも、直前のアプリケーションの実行途中の内容が自分を追いかけてくるような感じで。
まぁ、欲を言えば、これがTRONでもなく、Smalltalkでも無いのは信者からするとちょっと残念ですが、JavaUnix like OSならまぁ甘んじて許しましょう。JavaバイトコードとUIフレームワーク自体は生き残るものとして、カーネルや各種ミドルウェアSQLiteだのSDLだのってのは、しかし考えたなぁ)は別に今の実装にこだわる理由はないわけですし。
まずは、日本で最初に端末が出るのはWillcomのソフィア製のものじゃないかな(通信環境はCDMAにはこだわってないみたいだし)。あそこのはプロ向けなので高そうだけど。