電脳戦機バーチャロン

Florian は、テレビは嫌いなくせに何かというと音楽流したがります。それも、たいそう音楽に影響されやすいので嫌いな曲流したりすると、露骨に嫌がります(「頼むからその腹が立つ平井堅止めてくれ」とか「今はハードロックって気分じゃない」とか。BGMに文句を言う迷惑な客(^^;))。
なので、 Florian のいる空間は、一種独特な音楽にあふれています。


で。
そんなところにいるもんで、うちの子供は幼少のみぎりからある意味偏った音楽を散々聞かせられているのでした。
上の娘は踊れるロック系の曲がかなりおきにいりです。特に最近はPerfumeと「ブラスロック」のジャンルが好きみたいです。「ブラスロック」って、ありていにいって「スペースチャンネル5」ですな(^^;)。
下の娘はまだ4カ月ですが、結構音楽の好みがはっきりしています。
とりあえず、パンクロックとヒップホップは泣いて嫌がります。オーケストラで流す交響曲は結構聞き入ります。 Florian のコレクションの中では山本正之も好きみたいですが、これは、一緒になって私が歌っているせいかも。というのも、生音、生歌はオーディオでながすよりもずっと強く反応するので。今から生音志向のオーディオマニアやると、泥沼にはまるような気もしますが(^^;)、やっぱり区別がつくんですかね。
しかし、何よりも好きなのが「テクノ」と、なぜか「バーチャロン」なのです。
最近よく聞いているケン・イシイ電気グルーヴクラフトワークも好きです。ま、この辺はまだ判らないでもないのですが、「バーチャロン」の一連の曲を聞くと、たいそう機嫌がいいのですよ。もともと、わざわざ聞かせようとしていたものではなくて、ランダム再生にひっかかったのが大ヒットだったというだけだったのですけど。
だもんで、ここ一週間ぐらい、寝かしつけるときには必ず「バーチャロン」の元曲をごちゃ混ぜにしてかけています。これを聞きながらだっこしているとかなりご機嫌でそのうち寝てしまいます。


何せ赤ん坊なので、不定期な睡眠を音楽だけでリズムづけさせるなんてのは非常にありがたいです。でも、一体「バーチャロン」に何があるのか、あの、メロディー主体で演出という考えがほとんど見られない、ある意味どうでもいい(褒め言葉です)、快楽だけを追及しているような音楽のどこに感銘を受けたのか、当人にいろいろと聞きたい今日このごろです。まだ人語はしゃべれませんが(^^;)。
念のため、私も好きですよ。あのどうでもいいところが。


あ、ちなみに。
帝国華撃団」は好きじゃないそうです。残念(笑)。