餓鬼道物欲目録

内田百間(ほんとの漢字は違うんだけど)の「御馳走帖」という随筆集に載っている「餓鬼道肴蔬目録」という一編がありまして、これが、戦争がひどくなる昭和19年のさなかに食べたい物を目録として挙げるという、なんとももの悲しい内容だったりします。
あ、いや、あれを見てもの悲しいと思うかどうかってのは人に寄るんで、それ自体はなんともなんですけど。
今日、物欲をひたすら吐露していたらこの餓鬼道肴蔬目録をふと思い出しました。 Florian の気分はとっても戦中のようです。いろんな意味で。