幻のRainDrop ver4

朝方RainDrop「新版」に気づいた目ざとい人がいたかも知れませんが、朝の新版ははてなダイアリーのエントリーからサクッと削除しちゃいました。
理由は簡単で、ChangeSetが不完全なものだったからです。
では、なぜ不完全な物を作ってしまったのか再現を。私のようなおばかな人が減るように。

電車の中からChangeSetを作るべくいろいろ試行錯誤して、以下のやり方にやっと気づきました。

  1. Morphic プロジェクトをつくる
  2. プロジェクトにchangesetにつけたい名前をつける
  3. プロジェクト内でクラスの編集
  4. ChangeSetツールでプロジェクト名を選んでFile out

試行錯誤してるからVer3です。
・・こんなもん、「自由自在」をみればきちんと書いてありますね。だって、電車の中なんだもん。600p弱の本は持ち歩くにはちときつい(^^;)。
ちなみに、このとき「RainDrop」と、単数とも複数ともつかない、冠詞もつかない変な英語にしちゃったせいで、このゲームの正しい英語タイトル「Rain Drops」にならなかったのは秘密(^^;)。いや、クラス名の命名規則的には単語単体でつけ、冠詞や複数形にはしないのが正しいっぽいんですけど。インスペクタとかで勝手に不定冠詞つくし。

以下の方法でRainDropをPC上のSqueak3.6で開きました。

  1. ZaurusからPCにファイルを転送
  2. PC上のSqueak3.6で、FileBrowserを開く
  3. FileBrowserからRainDrop.2をinstall

この時点で気づくべきでした。
まず、「RainDrop」というプロジェクトをあらかじめ作った上でinstallしようとすると「ChangeSet名が被るんで無理」と怒られるので、まずはプロジェクトを削除し、その上でもう一度installし、その上でRainDropのプロジェクトを作り直して、その中に入って作業のつづきを。直したい部分があったので。
ああ、やっぱりPCの方が圧倒的に快適(笑)。画面は広いし、メモリは沢山あるし(Zaurusでは-memory 30mオプションをつけてもOut of memoryでMorphクラスをfind methodできない(^^;))。

あとは気になっていた部分を直してfile out・・。
と、すると、実は以下の状況となっているのでした。

  • RainDropというChangeSetが2つできる。
  • 片方はinstallしたときのもの
  • もう片方はプロジェクトの中で変更したもの

この、後者のものをfile outすると、見事に「元からの差分」だけが出てしまうのでした。
そして、朝方は気づかずにこの小さいChangeSetだけをさらしてしまったのですが、ふと気づいて見直したらやたらと小さい。そのうえ、中身をみると明らかにクラスが足りない。ここまできてやっと Florian は操作ミスに気づいたのでした。


本来の操作は(多分)以下です。

  1. MorphicプロジェクトRainDropを作る
  2. その中に入る
  3. FileBrowserからFile inで導入

とほほ。この辺も本に書いてあるんだろうなぁ。
ともあれ、ftpが使えるようになったら、RainDropの新版を上げ直します。