SL-C700の使い道

Zaurusにえらいこだわるって事は、やっぱりそこそこ理由がありまして、用途からの希求って意味ではLinuxやQtにこだわるものでは全然ありません。
あくまで、「テキストファイル」と「Web」が使用目的の一番の根っこです。


Florian は結構な量の文章を書かなくてはならないのですが、この文章を書いている時間が取れないのですな。また、仕事の文章ばかりずっと書き続けて行くと、「どうでもいい文章書きたい欲」がムクムクと膨れ上がっていくので、こうして書き散らかしてないと気が治まらないというか(^^;)。
また、文章を書いたら書いたでどこかに公開したくなるので、どこかのCMS(いまはこの「はてな」がメインかな)にすぐに上げられる環境が恋しくなります。もちろん、PCとのシンクロは定期的にかけているので、ネットワークのつながるところで腰を落ち着ければ後からでも更新すること自体は可能ですが、腰を落ち着けてるって事は仕事に終われてるって事で、なんとなくCMSにつなぐのもためらいがちになります。
こんな時、AirHなどの通信環境とWebブラウザがあれば、環境非依存でCMSの更新が可能です。ああ、すっきり。


とまぁ、用途としてはこんな感じなのですが、ただこれだけのことをすることが実は結構大変なのですな。一時期はi-mode+ポケットボードで似たようなことができないかと模索していましたが、携帯電話には良いエディタがない(そりゃそうだ(^^;))ために断念。
WindowsCEマシンも、Sigmarionはポケットに入れるのは大きく、PocketPCは電車の中で長文を書くには入力UIが貧弱すぎるし。
iPaqなどの「パンツ」キーボードも試したのですが、どうにも日本語に対して冷たいドライバなのがちょっと。
CLIEも試しましたが、PalmOSって、キーボードを使うことをあんまり考えていないような感触が感じられる上に、ファイルシステムという考え方がない(あるのかもしれないけど、表からでは触りづらい)ので、書き散らかすには向いてないような気が。
・・といろいろ渡り歩いて行くと、旧MI-Zaurusか、SLザウルスぐらいしか選択肢がなくなってくるのです。
必ずしもZaurusの日本語変換や通信環境が良いとは言いませんが、他にないんじゃなぁ。


と、いうわけで、SL-C3000は結構気になるのでした。
あ、いや、SL-C3000で日本語変換が改善されたって話は聞かないし、NetFrontも3.1になっても大幅にはかわらないんでしょうけど。