代替策を考えてみる

Workspaceは使わないって方向で考えるとして、じゃあ、何が使えるか考えてみることにしました。

howmに近いツールです。書き殴りのテキストをどんどんため込んでいくというPDAのメモ帳的な使い方が出来るようになっています。
最新のTecho+Scamper(http://www.languagegame.org:8080/propella/92)はてなダイアリーを見たりSqueakのプロジェクト置き場を見たりとネットワーク透過的な機能がついてすごいことになっていますが、惜しむらくは、データベースとして「ホストOSのファイルシステム」を使っているのが、今回の前提的にちょっと残念。
いや、実用上はかなり良い感じなんですが。

  • Scrolling Text

Workspaceのうち、単にテキストエディットする部分だけを引っ張り出した物のようです。
シンプルで良いのですが、なぜか、「new morph」メニューにも、「Supplies」フラップにも入っていません。オブジェクトカタログからいちいち引っ張り出さなくちゃならないのが面倒です。

  • ScrollableField

多分、ScrollingTextとかなり近い物。
これは、「new morph」メニューには入っています。ま、あんまり引っ張り出すの簡単じゃないのはいっしょですが。

  • Holder

Textとか絵とかを貼り付けることが出来て、自動的に大きさも変化してくれるし、結構便利な代物です。「Supplies」フラップに入ってて、引っ張り出す乃便利だし。
文章が長くなると大きくなって画面からはみ出すのが玉に瑕。

  • Playfield

大きさをユーザー側で指定できて、Textとか絵とかを貼り付けることが出来る物ですね。
メニューを見る限りでは他にも、いろんな機能がついてるようですが、どれが何のために使う物だかさっぱり(^^;)。
今度は、Holderとは違って、内容物が増えてもサイズが変わりませんので、書ける内容に限界があります。スクロールしてくれても良いのに。

  • Book

ようは、複数の日付をアイコンの形でばらかしておくから見づらくなるんであって、月ごととか、1週間に1冊のBookと割り切っちゃえば、日記に限っていうときっと整理が楽に違いないと考えます。
おあつらえ向きに、ヴィジェットにBookという複数ページに対応した物があるので、これをベースにして、それぞれのページにTextヴィジェットを貼り付けるという方針でも行けそうです。スクロールできないのは、書くこと多い日はページを別に割り振るって方針で。


と、いうわけで、次から次へとちょっとずつ増えていくタイプの文章に関しては、Bookを使っていくという方針でちょっと考えてみました。
使い方としては、

  1. 日記専用のWorldを作る
  2. その中に、月ごとのBookを作る
  3. 普段使わないBook(昔の奴)とかは○ハロで最小化。
  4. 文章はBookの中にTextを貼り付けたり、Paintで絵を描いたり。

おおお、なんかマルチメディアな感じがしますよ。文章さえ書ければそれでいいやって気は、ちょっとしますが(^^;)、文章だけを書き殴るようなヴィジェットが表から見えないってのは、「マルチメディアで行け」というOS設計者の思想の表れでしょうし、郷に入っては郷に従いましょう。