EG-CDP1000(CD-WMA-MP3プレイヤー)とTimedomain mini(アクティブスピーカー)

#相変わらず検索で来る人が多いのでいい気になっている(笑)。
愛用しています。仕事中は手放せません。
でも、やっぱり気になります。EG-CDP1000の「音飛び」。
いろいろ試してみて、どうやら、エンコードのせいではないらしいと言うことは、判りました。LAMEエンコードしてもやっぱり起こるし。ついでに、CD-RWのせいでないことも判りました。CD-Rでも同じようになるし。
と、なると、今度はどういうタイミングでなるのかということを調査するしかないと。
まず、いつでも起こるかというと、「いつでも」ではありません。たとえば、以下の順で再生を行います。

  1. 1曲を再生する
  2. 曲の途中で音飛びがあったら、数秒戻して聞き直す

ところが、同じところであっても音飛びは起きないんですね。
じゃあ、というわけでその2。

  1. 1曲を再生する
  2. 曲の途中で音飛びがあったら、その曲(ファイル)の最初に戻って聞き直す

これでも起きません。
うむむ、というわけでその3。

  1. アルバム(ディレクトリ)を再生する。
  2. 初めて音飛びをした時点で、アルバム(ディレクトリ)の最初に戻って聞き直す

これは再現性があります。大体、はじめの音飛びが起こるまでが約8分。ファイルにして3曲ぐらい。この間もずっとバッファにデータを取り込み続けているので、駆動部分的な理由とは思いがたいです。
となると、推測される理由としては、

  1. CDサブシステムが再生用バッファ(メモリ)にデータを書き込み続ける。
  2. そのうち、バッファの最大長をちょっと越えて書き込んじゃう(これがちょうど8分)
  3. でも、すぐにバッファのはじめの位置に戻り、つづきを書き込む
  4. 最大長を越えちゃった部分(ちょっと)だけ音が飛ぶ

かなぁ。
ちょうどMP3で再生していると、バッファの最大長が480secらしいので、60で割ると8分。うーん、バッファがリング状になっているだろうから、そのループするタイミングがちょうど音飛びの位置なのかと考えると、微妙につじつまが合います。
いや、最大長がどうのじゃなくて、単にループするときにアドレス計算を間違ってるだけかも知れないけど(^^;)。
後は、推理を補うためにこういうテストをすればいいのかな?
(その1)

  1. 10分以上ある曲を聴く
  2. 2回聞いて、同じところで音飛びが起こるか?

(その2)

  1. ディレクトリ内の1曲目以外から連続して聞く
  2. 再生開始から初めて音飛びするまでの時間が同じか?

(その3)

  1. 30分以上聞き続ける
  2. 音飛びをするタイミングが定期的か?

……って、原因究明したところで、解決策がある訳じゃないんですが(^^;)。

あ、それとは無関係にTimedomain miniはいい音です。しみじみ聞いているとやっぱりいいスピーカーですね、これ。
曲によっては全然ありがたくない上に、あまりに自然なので、ずっと聞き続けているとますますありがたみが薄れてきますが、たまに書斎で肩掛けスピーカー(そんな物を愛用しているですよ(^^;)。訳あって)で音楽を聴いたりすると、あまりの音の聞こえ無さ加減に愕然としますね。
人間の感覚は大体「慣れ」によって均されてしまいますが、オーディオって特に慣れるのが早いので、ひどい音でもずっと聞き続けていると何となく「そんなものか」と思えてきますし、すごい音でもずっと聞き続けていると「これがふつー」と思っちゃうから感動が薄いですよね。どのみち客観評価も、絶対評価も出来るような物ではないんですけど。