6,300円CD-MP3-WMA-PLAYER

年度末だし、新しい機材も必要だし、せっかくだから秋葉原に買い出しに。ちょうど3/27(土)はドスパラアキバ店の開店記念セールをやっていて、試しに28,000円パソコンが買えればラッキーと思い、朝も早くから店の前に並んでみたり。

あ、いや、パソコンは手に入りませんでしたが(^^;)、その場においてあったCD-MP3プレイヤーをせっかくなので買ってみました。というか、買ってもらいました。お値段しめて6,300円(税込)。

Evergreen EG-CDP1000
http://www.dospara.co.jp/goods/share.php?contents=eg-cdp1000&m=n

後で知ったんですけど、ドスパラならばどこでも売ってる品物なんですね、これ。近所にあったのかぁ。知らなかった。

中国製の、マニュアルその他がドイツ語のプレイヤーで、レーザー部分の製造年月日を見ると、「20/July/2001」なんてな事が書かれてあったりする、そこそこ不思議な製品ではあるのですが、まぁ、別に音が出れば何でもいいですやね。だいたい、省電力NotePCのおまけサウンドバイスに比べればずっとまともな音が出るでしょうし。

で、使ってみました。

CD-RWに、ISOフォーマットで多層ディレクトリをたくさん作った上でMP3のファイルを焼き、つっこませると、何事もなかったかのように認識します。さすがにADFのパケットライトはダメみたい。

おもしろいのが「ディレクトリ」の考え方。マニュアルによれば、

DIR
Drucken Sie diese Taste fur Verzeichnis(Directory) Auswhal (nur fur MP3)

……やっぱりドイツ語はよく判らない(^^;)。まぁ、「DIR」ボタンを押すとディレクトリ移動モードに移るのですが、ディレクトリの文字列(サブディレクトリを含む)を辞書順に並べて、それに番号を付けたものをインデックスとして使うのですな。

するとどうなるかというと、「日本語」のディレクトリだろうがなんだろうが、だいたいそれっぽく並ぶという感じに。そもそも、ディレクトリ名はディスプレイに表示されないので、日本語だろうが全然関係ないのですが。

では、音質はどうかというと、ひどいもんです。*ヘッドホン端子*は。まず、モーターが駆動するときにモーターノイズがぶんぶん乗るし、ホワイトノイズのレベルもいまいち信じられないほど。じゃあ、周波数特性はどうかというと、イコライザーをNORMALに戻してもなんか不自然な音の作りになっているような感じ。

ところが、このプレイヤー、おまけでカーオーディオキットなんてなものがついてくるんです。ようは、カセットアダプターと、シガーソケットの端子なんですけど。で、カセットアダプターを刺すために、Line-out端子がついているのです。マニュアルによると、

Line out
Verbindung zu einem externen Verstarker,zu einem Audiosystem oder der Car-Kit-Kassette.
Emoglicht eine Verbindung der ausgehenden Leitung(Audio) zur Ausgabe an extern Verstarker oder ein externes Audiosystem.

……判らん。とにかく、「これはCar-Kit-Kassetteに使うためのものです。ここから外部オーディオシステムにつなぎます」って書いてあるんでしょう、多分。

試しにここにアンプをつないで聞いてみると、すごいことに全然ノイズが乗らないのです。あの壮絶なノイズはどうやらアンプがばりばり出しているものだったようです。イコライザーとボリュームは無効化されますが、まぁ、なくても困らないし。

そうと判ればやることは一つ。

  • 内蔵イコライザーとボリュームは使わない。
  • Line-Out端子にいつものTimedomain miniをつなぐ。
  • 持ち歩いたりして、ヘッドホンでは聴かない(^^;)。

ポータブルシステムだからヘッドホンで聴かなきゃならないって法はないよね。

今仕事場ではないので、実はつないでみたらインピーダンスが合わなかったとかあるかもしれませんが、ま、そのときはそのときだよね。ただ、変な信号でTimedomain miniが壊れちゃったらやだなぁ(^^;)。

(追記)
すごく堅いボタンを押すと、どれを押しても筐体が微妙に歪みます。ついでに、おまけで付いてくるステレオヘッドホンは非常に分相応の安っぽい音ですので、「安いなぁ。これを常用しよう」と思っている人は覚悟した方が良いかも(^^;)。