王立宇宙軍

ああ、オープニングのテーマだけ聞こうと思っていたら結局最後まで見てしまった。

今さら言うまでもないけど、超傑作。見たの10年ぶりぐらいだけど、そのときとも印象違う。もちろん最初に見たとき(高校生ぐらいだった)とも印象全然違う。

今ならリイクニの電波な台詞の理由も、靴からお金が出たときのシロツグの衝撃の理由も判る(初見時は理解できなかった)。


今思うのは、作品そのものもさておき、24歳(製作当時のスタッフの平均年齢)だった自分が当時何をしていたのかということ。

OS作って、言語作って、ゲーム作って、アニメと小説と漫画にまみれて、とにかくたくさんの人を家に招いて、コミュニティをたくさん維持して、その割りに誰からもそこそこにしか好かれない(すごく嫌われもしない)、でも、誰から見てもマイノリティで。

ここ15年ぐらい、技術以外のものって驚くほど成長してないんだな。ゼネプロやガイナックスの人たちとは年齢的には一回り違うんだけど、時代と、個人的な経験は無関係だよね。

人生の節目ごとに見直したい作品です。今節目なの。ちょうど。