日立のパソコン

っても、後藤久美子でも高倉健でもなくて。


調べてみました。

  • B16/B32

MS-DOSを使っていましたがAXではなく独自規格だったようです。よくこれでソフト作ってたな。ゲームとかあったんよ。

  • 2020/2050

2020は「パーソナルワークステーション」(!)、2050は「クリエイティブワークステーション」として売られていたそうな。2050はHI-UXでOSにマルチウィンドウが組み込まれてるという珍しい機構でMC68010で動いていました。2020はHI-MOSという謎のOS(MS-DOS互換でマルチタスク、マルチウィンドウ。どうやってたんだろう? 似たようなことはOS/2でも当時できてなかったのに)で80286で動いていました。
友人が研究でマイクロカーネルのOSを作っては「マイクロカーネルなんで根本的に重いんだよねー」とか言ってたのは、型落ちの2050を使っていたはずです。MC68010なら確かにTSSに使えるか(MC68000は割り込み時のレジスタが微妙に足りないのでTSSはちょっと作りづらかった。MC680000とMC68010以降は実際にはバイナリ互換じゃなかったの。ユーザーランドでは気にならないけど)。
当時は、CP/M,OS-9,Human68K,ITRONといろいろ渡り歩いた末「やっぱりUnixが一番」と思っていたので詳しく聞きませんでしたが。
今となってはカーネルに関してはUnix Like Systemは組み込みで使っても困らないぐらい相対的に軽くなりましたね。アーケードゲーム機に組み込まれるぐらいだもんなー。


あれー? でもこの頃、IBMのJX-5550は上陸してたよなぁ? 解像度がアレなので日本語文字がとんでもなく大きかったですが。あれはAXとはまた別だったのかな?