メガCDシルフィードは

背景などのデータは「頂点情報と色情報をストリーミング」して、CPUでレンダリングしています。リアルタイムに座標変換しているものもこれまたやっぱりCPUでレンダリングしてるので「戦艦の一部が壊れる」とかやっててかっこいいです。でも、よく見ると背景とゲーム本編のフレームレート違うのね。等倍速CD-ROMの限界だったんだろうな。
同じくメガCDスターブレードは「頂点情報と色情報をストリーミング」して、CPUでレンダリングしています。ただし、リアルタイムに座標変換しているものはワイヤーフレームで表示されていました。
PS1のスターブレードは「背景はムービーのストリーミング」で、リアルタイムに座標変換しているものはポリゴンで描画していました。なんというか、大変操作性の悪いゲームで、何度パッドを投げたくなったことやら。
アーケード版のGalaxian3のうち、花博バージョンは背景をリアルタイムにレンダリングして(座標変換はどうやってたか不明)、壊せるオブジェクトも座標変換したものをリアルタイムにレンダリングしていました。違和感のない演出がすばらしい。
アーケード版のGalaxian3のうち、シアター6(ゲームセンターに置かれていたもの)は背景はレーザーディスクからの映像で、壊せるオブジェクトは座標変換したものをリアルタイムにレンダリングしていました。2作目の「ゾルギア」なんか、今見ても有機的な背景がかっこいいです。


わかんないのがアーケード版のスターブレード。あれ、背景も座標変換しながら動かしてたのかなぁ? ROMに全コマの頂点情報持つよりはDSPなんかで座標変換した方が確かにコストは安そうだけど、同時期の「ドラゴンガン」(DATA EAST)はCD-IをつかってストリーミングでCG流してたしなぁ。
同じハードウェアの「ソルバルウ」が完全にリアルタイム座標変換だけで動いていたことを考えると、ストリーミングではなさそうな感じですが。